油田油田からは石油が手に入ります。 石油は、弾薬の原料です。 また、精製すると燃料になります。但し、石油から燃料を取るのは非常に効率が悪いのでやめておいたほうが良いでしょう。石油から燃料を作るぐらいなら、他の島から買ったほうが安くすみます。 貿易箱庭では荒地に油田を作ります。海を掘削しても油田は見つかりません。 油田に対して油田整備を行うとレベルが上がります。 一回の採掘量は油田のレベルに関係なく0〜499万バレルです。レベル1では9%、レベル2では8%・・・レベル9では1%で枯渇します。レベル10では枯渇しません。油田の枯渇判定は、油田から石油が採集されたときだけに行われます。 逆に石油を採集できる確率は、レベル1では5%、レベル2では10%・・・レベル9では45%、レベル10では50%と増えていきます。レベル10に上げておけば油田が枯渇することはありませんし、採掘できる確率もアップします。 油田は、1%の確率で爆発事故を起こします。 (レベルには無関係です) 油田の爆発判定は、毎ターン行われます。爆発すると油田のあった場所は浅瀬になり、その周囲1Hexが被害を受けます。但し、鉱山や海底基地は周囲1Hexに在っても大丈夫です。油田の周りにはできるだけ何も作らないようにしましょう。 レベル10の油田ひとつと、レベル1の油田10個でどちらが採掘量が多いか? それぞれのレベルで、条件と確率は次のとおりです。 油田の枯渇判定は、油田から石油が採掘されたときだけに行われます。 油田の爆発判定は、毎ターン行われます。 レベル1 レベル10 採掘される確率 5% 50% 枯渇する確率 9% 0% 爆発する確率 1% 1% もし、油田が枯渇しないとすれば、油田から採掘される石油の量はどちらも同じです。レベル1の油田は数の上では10倍ありますが、採掘される確率が10分の1になっているためです。実際には、レベル1の油田は枯渇する可能性がありますので、その分レベル10の油田に比べ採掘される量が減ることになります。 まず、レベル10の油田一本から採掘を期待できる石油の量を計算してみます。油田は1%の確率で爆発し、50%の確率で採掘できます。ですから、爆発するまでに平均50回の採掘が期待できます。一回に採掘できる量は、0万バレル〜499万バレルの間ですから一回の採掘では平均して249.5万バレルの採掘が期待できます。レベル10の油田が爆発するまでには、50×249.5万バレル=12475万バレルの石油採掘が期待できることになります。 しかしこれは、レベル10の油田がすでに存在している場合の期待値です。レベルを順にあげていく間に枯渇する可能性もあります。 10ターン続けて油田開発を行ってもレベル10になるまでに枯渇或いは爆発する確率が約16%あります。 レベル上げの段階を考慮して計算すると、レベル10の油田ひとつから期待できる産出量は11540万バレルになります。(これは、10ターン連続して油田開発を行った場合です。油田のレベル上げに時間をかけるとその分枯渇する可能性が高くなりますので、期待できる産出量が減ってしまいます。) では、レベル1の油田ひとつから採掘を期待できる石油の量はどのくらいでしょうか。細かい計算は省きますが、936.81万バレルです。10本掘った場合は、9368.1万バレルになります。 結論レベルの低い油田を沢山作るよりも、レベルの高い油田を一本掘るようにしましょう。また、油田のレベル上げは10ターン連続して行いましょう。 レベル10の油田をひとつ掘った方が、レベル1の油田10個掘るよりも約23%ほど多い採掘量を期待できます。 油田枯渇の確率 油田爆発の確率はレベルにかかわらず一定です。しかし、油田が枯渇する確率はレベルにより変動します。では、各レベルごとに各ターンにどのくらいの確率で枯渇するかを計算してみました。 採掘される確率 レベル×5% 枯渇する確率 採掘されるごとに(10−レベル)% 各ターンに枯渇が起こる確率 = (採掘される確率)×(枯渇する確率)これを表にすると次のようになります
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